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築56年の家リノベ in 松山市北条【no.3 工事のプロセスで大切なこと 】

  • 執筆者の写真: 平野 裕子
    平野 裕子
  • 2月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月24日


|LDK天井のデザイン検討


解体してから見えてくる梁の位置や小屋裏の形状。実際に現場を見てより良い空間を提案していきます。当初の計画から変更になったのが、LDKの天井のデザイン。


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梁の状態がきれいだったので、現場を見ながら施主のOさんと話し合い、梁を見せるデザインに変更することにしました。 梁を隠す水平天井よりも、大工さんの手間もかかりますし材料費もかかります。また、空間が広くなるため、空調が効きにくくなります。見た目のデザインだけでなく、そういった不利になる点も検討してもらい、それも承知の上での変更となりました。



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断熱材が入る懐を残しつつ空間のバランスを考えて、どこまで梁を見せるかと仕上げ天井の勾配を決めます。天井の高さは、ただ上げ過ぎてもバランスが悪くなってしまいます。LDKの面積、家具や照明とのバランスを考えながら展開図を作成します。


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Oさんがイメージできるように、Google SketchUpでLDKを3Dでつくってみました。



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梁の見え方、天井の勾配、空間の広がり方を見てもらうための簡易イメージ。



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レンジフードのダクトを隠し、かつ梁に干渉せず外壁を抜けるように、キッチンが入る右側の天井はメインの天井より下げます。 現場を進めながら、より良い空間をつくるための小さな変更はよくあるのですが、お施主様に提案し決断していくプロセスは、職人さんの手戻りがないように、工事の進行が止まらないように心がけます。



現場を任せる大工さんは、私が絶大な信頼をおいている村田さん。お施主さんだけでなく、周りの職人さんへの気遣いもピカイチなんです。



|現場での打合わせの裏側


現場で実際に見て確認しながらの打合せも大切にしています。


ご近所挨拶

これまでトイレの給水に井戸水が使われていました。今回の工事で、どこまでを上水道、どの部分を井戸水にするか整理して、給排水配管を更新しました。


職人さんと連携し、工事を進めながら判明したことを確認して、お施主さんと相談しながら進めていきます。職人さんとお施主さんの間を取り持ち、工事をスムーズに進行させていくことが私の役目です。



お次はシステムバスの施工の裏側。

事前に現場で打合わせをした際、窓枠の奥行が足りないことが分かりました。その理由は、構造上支えがあった方がいいと判断して入口横の柱をこの位置に入れたことで、窓から距離ができたしまったためです。事前に奥行の広い窓枠を段取りができたことで、当日のシステムバスの施工はスムーズにできました。


このように、リノベーションは工事を進める中で分かることがたくさんあり、工事責任者として、現場で細やかに動くこと、早く明確な決断を大事にしています。



ご近所挨拶

施主のOさんと現場でも打合わせや確認を何度も行います。 図面上で決めていても分かりにくい箇所は、コンセントや照明の位置や高さを現場で確認します。


電気屋さんが配線作業に入る前に、明確な位置を決めておきます。むやみに時間をかけ変更していると職人さんに迷惑をかけるため、打合わせのタイミングは先手で行うのがポイント。


LDKの勾配天井ができました。



助っ人に来てくれた大工の髙田さん
助っ人に来てくれた大工の髙田さん


うちの事務所で休憩中の2人の大工さん
うちの事務所で休憩中の2人の大工さん

気まぐれで焼いたケーキで職人さんたちにおもてなし。現場が近いと事務所がカフェに♪ 
気まぐれで焼いたケーキで職人さんたちにおもてなし。現場が近いと事務所がカフェに♪ 

家づくりは施主と職人さんたちとの共同プロジェクト。 みんなで協力していい空間をつくるために、小さな気遣いも大切にしています。

何しろこの大工さんたちこそ気遣いのプロですから!


つづく

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